先日、青島税関の統計によると、2023年1月から4月にかけて、青島市の輸出入総額は2882.4億元で、前年同期に比べて10.8%増で、山東省の同時期の輸出入総額の27.9%を占め、山東省1位に維持している。そのなか、輸出額は1628.9億元で8.3%増だった。輸入金額は1253.5億元で14.3%増だった。全国15の副省級都市の中で、青島市は、深セン、寧波、広州、厦門に次ぎ5位に維持している。詳しくは、以下のとおり。
4月、青島市の輸出入総額は806.5億元で、前年同期比25.1%増だった。そのうち、輸出金額は451.4億元で、24.7%増で、輸入金額は355.1億元で25.7%増だった。
青島市の1~4月の対外貿易輸出入を見ると、一般貿易輸出入が主導していたことが分かる。1~4月、一般貿易の輸出入額は8.9%増の1894.3億元で、全市輸出入総額の65.7%を占めた。同期間、保税物流の輸出入額は26.8%増の540.6億元で、加工貿易の輸出入額は12.2%増の411.4億元だった。
民間企業の輸出入のがさらに高まっている。1~4月、民間企業の輸出入額は20.7%増の2083.5億元で、全市の輸出入総額の72.3%を占め、全体に占める割合が前年比5.9%上がった。
新興市場との貿易往来がより活発になっている。RCEPの他の加盟国への輸出入は10.2%増の1101.5億元だった。また、「一帯一路」構想沿線国への輸出入額は28.6%増の1045.5億元だった。また、アセアン、米国、EUは依然として上位三大貿易市場である。1~4月、対アセアン地域輸出入額は27.4%増の532.1億元で全市の輸出入総額の18.5%を占めた。対米輸出入額は5.3%増の329億元で、対EU輸出入額は4.8%増の302.2億元だった。
製品別にみると、電気機器製品と労働集約型製品がともに成長を実現させた。1~4月、電気機器製品の輸出額は12.8%増の783.9億元で、全市の輸出総額の48.1%を占めた。そのなか、テレビは20.9%増、自動車は65.3%増、電子部品は63.4%増だった。同期間、労働集約型製品の輸出額は4.7%増の319.9億元で、農産物の輸出額は11.5%増の138.2億元だった。ハイテク製品の輸出額は21.2%増の126.6億元だった。
輸入は量的に大いに伸びている。1~4月、輸入農産物は34.4%増の275.7億元で、全市の輸入総額の22%を占めた。そのうち、肉類の輸入額は49.4%増の80.5億元だった。同期間、電気機器製品の輸入額は3.9%増の174億元だった。そのなか、集積回路の輸入額は4.3%増、計測・検査・分析・自己制御機器及び器具の輸入額は68.6%増だった。主要大口商品のうち、原油の輸入額は16.8%増の228.1億元で、輸入量は29%増、輸入価格は9.5%下落した。石油製品の輸入額は125%増の86.5億元で、輸入量は206.9%増、価格は26.7%下落した。