山東港口青島港全自動化埠頭では、AGV(無人搬送車)が自動的に走行し、貨物を満載するコンテナを取り扱っている風景が目に付く。2023年5月15日午前8時に、同埠頭では、シングルブリッジクレーンの24時間のコンテナ積卸量が1192TEUに達し、世界の同類埠頭のシングルブリッジクレーンの24時間積卸効率を19%上回った。
世界最高を刷新できた理由は、青島港全自動化埠頭が独自に研究開発したスマート管理制御システムA-TOSだ。このシステムは、埠頭の実際の業務量に応じてシステム負荷を動的に調整し、システムの最適化を実現させ、荷役作業の効率化・スマート化を促進している。
昨年6月28日、青島港全自動化埠頭は、T.S. Linesが所有するコンテナ船「許明」丸の積卸作業でシングルブリッジクレーンで1時間60.18TEUと従来を14.2%上回る実績を実現させ、9回目に全自動化埠頭による世界記録を刷新した。
関係筋によると、今年以来、青島港は、スマート化とデジタル化に特化したモデルチェンジとアップグレードを推進し、スマートでグリーンな港湾建設を加速し、新発展枠組みに 積極的に貢献し、溶け込み、安定供給と円滑な輸送の確保に力を尽く、しグローバル産業チェーンサプライチェーンの安定化に有力に寄与している。現在、青島港は、全自動化埠頭3期の建設を全力で推進し、埠頭のハードウエアとソフトウエアの独自開発と国産化を推移秦し、中国自動化埠頭におけるイノベーションをリードする優位性を引き続き強固にし、港の科学技術の未来のハンドルを自分で握り締めている。