5月22日午前、青島地下鉄6号線一期軌道敷設の全線完了にともなって、完了式が辛屯路駅の軌道敷設基地で行われた。青島市地下鉄工事建設指揮部総指揮、市人民代表大会常務委員会副主任張建剛は、6号線一期軌道敷設全線完了を宣告した。現時点、6号線一期工事は機電、給電、装飾など駅関連工事が全面的に進行している。計画によると、このプロジェクトは年末に無負荷運転を試行し、2024年に開通する予定という。
青島地下鉄6号線は、青島西海岸新区を貫く大輸送量の基幹線で、一期は起点を辛屯路駅とし、終点を生態園駅とし、全長30.8キロ。全線完工の目標を達成するために、工事ピーク時には延べ1400人の作業員が同時に作業していたという。
6号線一期が複数の病院、学校、住宅地と地上の人口が密集するエリアを通り抜けるということをうけて、軌道に運行環境に合わせた7種類の制振床が採用されており、TACS列車の地下における静かな走行を実現させている。6号線1期工事における多様な制振床、複雑な道床、多変な工程、国内地下鉄建設分野では珍しくて、多段式制振床は、省内地下鉄建設では初めての大規模な適用となるという。