スマート税関が出入国郵便物の簡単な処理を支援することが具現化された。2025年1月1日より、税関総署は、出入国郵便物の「ワンストップ」処理プラットフォームを公開した。このプラットフォームはまず、北京、南京、青島、鄭州、深セン、ウルムチの税関総署直轄の6つの税関で試験的に導入され、税関地区内で最初の試行を行った。
記者は青島税関から、山東省の青島、煙台、濰坊、威海、日照、臨沂の6都市が共に試用範囲に含まれていることを知った。推計によると、このプラットフォームが運用開始になった後、今年は6市の延べ11万人を超える受取人にネット上での処理サービスを提供する見込みであり、税関郵便物通関業務の非対面化を実現し、使い走りをせず、携帯をタップすることで難問を迅速に解決できる。
郵便物「ワンストップ」処理プラットフォームへのアクセス方法は?郵便物ユーザーは、中国国際貿易シングルウィンドウ、「インターネット+税関」、「掌上シングルウィンドウ」App、「掌上税関」App、「掌上シングルウィンドウ」ウィーチャットミニプログラム、「掌上税関」ウィーチャットミニプログラムの6つのポートからログインし、プラットフォームを使用し、郵便物の申告、照会、納税、返品などを「ワンストップ」で処理することができる。
「この新しいプラットフォームは、入国物品の総合税率を照会し、税額を計算するためのツールを提供した。税金を自分で見積もることができるし、手数料もなく、確かに便利になった。」国際郵便の受取人である肖さんは、税関職員の指導の下、国際小包の受取手続きを行った。彼は、「以前の複数のシステムやプラットフォームの場合と比較し、国際郵便『ワンストップ』処理プラットフォームは、豊かな内容、わかりやすいUI、シンプルな操作、手数料無料などの特徴があり、入国物品関連のすべての業務がオンライン処理を対応している」と言った。
「同プラットフォームの主な機能には、出入国郵便物の通関状況のリアルタイム照会、追加申告・照会、納税・照会、返品申請・照会、税務審査申請・照会、還付申請・照会、入国物品の総合税率照会、入国物品の税額計算などがある」と青島郵便局税関総合業務科の雷一蓓副科長が紹介した。受取人が税関から税金を徴収することに異議がある場合、プラットフォームを通じ、ワンクリックで税金未払の郵便物に対する税金照合を行い、または課税された郵便物に対して税金還付申請を行うことができる。前に第三者システムを通じて税金照合を行う時、手数料を支払する必要があることと、税関システムと即時に相互接続できない問題を効果的に解決した。
プラットフォーム試行期間中、ユーザーが問題に遭遇した場合、税関の問い合わせホットラインに電話し、Appで開設された質問チャンネルなどでリアルタイムに相談し、問題を解決することができる。「試行開始から一週間近く、プラットフォームの各機能は安定し、ユーザーからのフィードバックも比較的良い」と青島税関口岸監管処速達郵便監管科の丁旸科長は述べた。同プラットフォームの運用は綿密に監視され、受取人には、政策解釈、業務ガイダンス、質問に対し回答することなどの機能を提供し、プラットフォームの使用効率を最大化するようにする。